人材不足といわれる介護職

介護の仕事を嫌煙する人の中には、きつい汚い危険の3Kの仕事だからという人がいます。
確かに年配者といえども体格が良い人を介助するのは大変で、排泄物や入浴の世話は、体力的にきついこともあるかもしれません。

実際介護の業界は万年人材不足といわれていますが、現場で働いている人はやりがいのある仕事と口を揃えていいます。
特に施設利用者からことあるごとにいわれるお礼の言葉や、最初は心を開かなかった利用者が自分の顔を見ると嬉しそうにしてくれる等、人と人との触れ合いだからこその喜びは大きいようです。

また、賃金においても安くて家庭を持てないといわれがちですが、最近は改善傾向が見られており、いわゆるブラックな施設は少なくなりました。
しかし、それでも心配であれば、介護職を斡旋する人材会社を利用し、施設の詳しい内情をリサーチしてみるとよいでしょう。
もし人材会社でも把握できていないことがあれば、賃金や労働条件等は、あなたの代わりに聞いてくれたりもします。
もちろん就職後に話が違うとなれば自分に代わって抗議してくれることもあるので、ブラックな会社を確実に避けるためにはそういった人材会社を上手に利用するのは有効です。

また、年齢的に体力が心配であれば、現場で施設利用者の補助を直接行うのではなく、助手として雑務をサポートする仕事もあります。
介護助手の仕事は直接施設の利用者を介助するものではないため、体力がない方でもこなせる仕事があります。
高齢化が進む日本において、介護の仕事はニーズが高いので、先入観を捨てて見てみてください。
そうすれば、転職市場において魅力的な分野であることに気付くことができるでしょう。